行って来ましたよ幼稚園。
朝もやっぱりぐずぐず。
「バスのーれーなーいー。幼稚園きらーい」
と騒ぎ立てるKENTを、
「今日はママも一緒にバスに乗ってもいいんだって。幼稚園でも一緒にいられるんだって」
となだめ、出発。
バス停仲間のリョウガくんのママにも同情されながら、バスに乗り込んだ。
昨日の帰りのバスでは私の膝にしか座れなかったKENTだが、今日は私が座る大人用の特別席の真横の席に一人で座れた。
バスの中では先生がクイズをしたり、ひょうきんな男の子の冗談に笑ったり、KENTの固い表情が何度か緩む瞬間があった。
園につくと年少さん一人ひとりに、お世話係として年長さんが担当してくれる。
KENT担当のお姉ちゃんが上履きを履かせてくれようとするが、KENTはその手を振り払い、
「ママがいいのー」
と半べそ。
精一杯フォローしておいたけど、その子が傷ついちゃってたらどうしよう・・・と気が気じゃなかったよ。
先生に挨拶して、教室の中へ。
私の服を握ったままのKENTだが、少し自慢げに、
「ここが、ケンケンのおカバンかける所ー」
と案内してくれる。
自由遊びの時は私を振り返りながら絵を書いたり、粘土をしたり。
10秒に一度私の姿を確認している。
本当に傍にいるのか、イマイチ信用できないらしい。
10時を過ぎ、朝のご挨拶。
円にした椅子にみんなで座り、一人ずつお名前が呼ばれて、先生の元へ。
膝に抱っこしてもらい、今日の朝ごはんを聞かれていた。
KENTの順番が回ってきて、名前を呼ばれると、とっさに、
「はい!」
といい返事をしたものの、先生のところへ行くのも、
「ママもー」
と服を引っ張られる。
・・・ウザイですよ、ケントさん。
頑なに先生の抱っこは拒否し、横に立って、いつもの10分の1の声で、
「パン食べたの」
と答えていたけど、たしか朝は納豆ご飯じゃなかったっけ?
その後、おやつを食べ、みんなで連なっておしっこへ行き(KENTは私と手をつないで行った)、外遊び。

KENT、大はりきり。
なんせ、ここの園庭には大きなアスレチックがある。
しっかり、
「はい、ママの靴」
と差し出され、一緒に外へと出た。
何をする時も、
「ほらママ見てー!」
と私にアピール。
大きな滑り台を滑って、
「ケンケン一人でできたよ。すごいでしょー」
とようやくいつもの笑顔が出てきたので、
「先生にもできたよーって言っておいで」
と促すと、ためらうことなく、先生の元へ走っていき、
「ケンケンできたよー!」
と報告している。
その後も、私に何かを言いに来たら、すかさず、
「ママじゃなくて、先生に言ってきてごらん」
と言い続け、先生と少しでもたくさん言葉を交わすようにさせた。
もちろん先生は、
「わあ!ケンケンすごいね!上手にできたね!」
と上手にほめてくれるので、だんだんKENTも先生に話しかけるのが楽しくなってきた様子。
先生もいつの間にかKENTのことを、ケンケンと呼んでくれていた。
それもKENTは嬉しそうだ。
外遊びの途中で、ずいぶん私から離れるようになったので、
「ママ、かれんちゃんに上着を着せてくるから、ここで遊んでて」
と耳元で言うと、
「いいよー、ケンケン滑り台してる!」
と頼もしい返事。
「困ったことがあったら、先生に言ってね」
「わかったよー!」
そのまま、私は校舎の中に入り、園庭に再び戻ることなく窓越しに見ていた。
KENTは私を探すわけではく、先生の周りをつかず離れず遊んでいる。
このまま外遊びが終わっても私から離れられるようであれば、帰ろうかとも思ったが、やはり教室の中に入ると、他の子に圧倒されるようで、
「ママ、ママも」 (ノ><)ノヒィ
に逆戻り。
それでもみんなと同じように、給食の準備をし、いただきますをして食べだした。
その時女の子が、
「食べたくない。おうちに帰りたい」
と泣き出した。
「ママに会いたいのー。お電話してよー」
と、自分でリュックと帽子をかぶって帰る支度を始めてしまった。
教室に私がいるせいで、ママを思い出しちゃったのかもしれない・・・と申し訳なく思い、先生に言って、私は教室の外にいることにした。
それを見たKENT。
「ママーママどこ行くの?帰るの?ケンケンも帰る!」Σ(>o<;)
と号泣。
結局泣き止まず、再度教室の中に私が呼ばれた。
私はKENTに声をかけることも、手を貸すこともしない。
それでも私の姿が見えるだけでいいようだ。
私が教室の中に戻ってからは、KENTは給食を平らげ、牛乳をおかわりまでした。
誰に言われるわけでもなく、食器の後片付けも自分でできたし、コップを水道で洗って、給食袋にしまっていたのには、少し驚いた。
その後の自由遊びでも、自分で先生に、
「お絵かきがしたい」
と意思を伝えていた。
「塗り絵がしたい?白い紙に書きたい?」
と聞かれ、
「白い紙がいい」
と答え、紙をもらうとお礼を言って、自分の椅子を机に持っていって、なにやら書き始めた。
ペンの色は茶色。
細長い丸を描いて、点々をいっぱい書いている。
「ママ、書けたよ!」 (⌒∇⌒)
思わず、
「それ何?」
と聞くと、
「おいも」
なぜゆえイモなのか。
「先生にも見せてきたら?」
と言うと、
「ケンケン書いたよー」
「あらーパパの顔?」
「ちゃうちゃう、お・い・も」
先生、爆笑していた。
KENTが自分で周りを見て、遊びを見つけられるようになってきたので、一歩ずつKENTから距離を置き、その内教室の外の廊下まで離れられる様になった。
KENTは私が廊下にいることをチラチラ見ながらも、教室の中で遊んでいる。
たまに、
「ママー」
といろんなことを伝えたり、見せに来たりはするが、
「先生に言ったら?」
と言うと、そのまま一人で教室の中へ戻って行った。
バスの運転手のお兄さんが園庭のそばでほかの子供たちと遊んでいたので、KENTに、
「運転手さんに『バス怖くない?」って聞いてきてごらん」
と言うと、走っていき、なにやら話している。
走って戻ってきたKENT。
「聞いてきたよー。あのねー、バスは怖くないよって言ってたよ」
「そっかー、よかったね。じゃぁ、バスに乗れるじゃん」
「え・・・のれない・・・」
あ、そうですか。
どうやらバスだけは一筋縄ではいかないらしい。
2時を回り、帰りの時間。
この時には私は教室の中からは見えない、ロビーまで離れることができていた。
KENTはたまに私の姿を確認しには来るが、また教室へ戻るのを繰り返していた。
でも、帰るために玄関に停められた園バスが見えた瞬間、KENT固まる。
「バスいやーのらないー歩いて帰るー!」
と泣き出した。
最後のご挨拶と紙芝居のため、KENTは抱っこされて教室の中へ。
この時は私はロビーで待っていた。
KENTはそれ以上強く泣くことはせず、先生のすぐ隣でベソをかきながら紙芝居を見ていた。
ママも一緒だから、と言い聞かせ、何とかバスの中へ。
今日は年長さんは造形教室があるので、バスの中がガラガラ。
はじめは一人で私のそばの席に座っていたKENTだけど、途中で、
「じゃんけんするからリョウガくんのよこに座って」
と、バス停仲間のリョウガくんの隣に座らせた。

私とKENTとリョウガくんで、じゃんけんをしながら3人でいろいろお話。
リョウガくんが、
「ケントくん、りょうたんの家に遊びに来て」
と言ってくれたので、KENTも、
「ケンケンの家にもきてね」
と言っていた。
バス停到着。
またもやリョウガくんのママびっくり。
「結局一日いちゃったよ・・・」
と苦笑いしながらバスを降りる私でした。
今日の様子について担任の先生と帰る前に少しお話できた。
先生いわく、KENTは園が嫌とか、お友達が嫌とか、そういうことではなく、ただ単にお母さんと離れるのが不安なだけ。
甘えて泣いているのだという。
給食の最中に、私がいったん教室の外へ出た時、先生が号泣するKENTを少し強く叱ったらしい。
「他のお友達は誰もママと一緒じゃないよ。ケントくんだけおかしいでしょ」 (`ヘ´)
と。
その瞬間、一度泣き止んだらしい。
みんなが椅子に座っているのに、一人だけウロウロしてみたり、先生が話しかけてもそっぽを向いてみたり、それらは傍に私がいるから甘えてやっているようだと言われた。
なので、来週の月曜からは付き添いなしで様子を見ましょう・・・と。
ただ、バスに対しては少し時間がかかるかもしれないので、しばらくは私が車で送り迎えすることになった。
とにかく幼稚園での生活が楽しいと思えるようになったら、そこへ行くための手段として、バスに乗れるようになるでしょう。
とのこと。
とりあえず、月曜は早めに私が車で送ってきて、大好きな園庭で一遊びさせてから教室に入ったらどうかと言う提案だった。
他の親子と同じように、教室の前でバイバイ。
一日保育の後、2時に私が迎えに行くことになった。
とにかく今日は疲れた。
かれんを抱っこしっぱなしの9時から4時。
肩がバリバリである。
それにしてもかれんは一度もぐずらず、えらかった。
なんだかとってもかれんが不憫である。( ´ー`)フゥー..